“彈機(ばね)” の例文
新字:弾機
一分も經(た)つたかと思ふと、また女の影が映つて、それが小さくなつたと見ると、ガタリと窓が鳴つた。と、男は強い彈機(ばね)に彈かれた樣に、五六歩窓際を飛び退(ずさ)つた。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
彈機(ばね)のごとも慌(あは)てたる熱(あつ)き力もて
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
と、男を壓迫(おしつけ)る樣に言つて探る樣な眼を異樣に輝かした。そして、彈機(ばね)でも外れた樣に
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)