“引鉦”の読み方と例文
読み方割合
ひきがね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
双方、りんりの汗と炎の息の間に、時を費やすのみで、ついに勝負の決を見ず、ふたたび引鉦ひきがねのうちに陣を遠くへ退き、さて、つくづく、花和尚と共に、舌を巻いた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)