“廿日正月”の読み方と例文
読み方割合
はつかしょうがつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廿日正月はつかしょうがつという其の日も暮れて、宵闇よいやみの空に弱い星のひかりが二つ三つただよっていた。今夜も例のごとく寒い風が吹き出して、音羽の大通りに渦巻く砂をころがしていた。
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)