“廿日市”の読み方と例文
読み方割合
はつかいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八幡村へ移った当初、私はまだ元気で、負傷者を車に乗せて病院へ連れて行ったり、配給ものを受取りに出歩いたり、廿日市はつかいち町の長兄と連絡をとったりしていた。
廃墟から (新字新仮名) / 原民喜(著)
彼は昨日は嫂の疎開先である廿日市はつかいち町の方へ寄り、今日は八幡村の方へ交渉して荷馬車をやとって来たのである。そこでその馬車に乗って私達はここを引上げることになった。
夏の花 (新字新仮名) / 原民喜(著)