府生ふしょう)” の例文
間もなく、衣冠の囚獄吏が、令史れいし府生ふしょう獄丁ごくていなどの下役をしたがえて、外にたたずみ
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
集まる人々には河内の躬恆みつね、紀の貫之、右衛門の府生ふしょう壬生忠岑ただみ、小野小町、大伴黒主はじめこの道にかけては一騎当千の名家ばかり——その中で、いよいよ小町の歌が披露されると
謡曲と画題 (新字新仮名) / 上村松園(著)