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庖厨口
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かってぐち
ふりがな文庫
“
庖厨口
(
かってぐち
)” の例文
広巳は
庖厨口
(
かってぐち
)
からゆるゆると出て往った。出口には車井戸があって
婢
(
じょちゅう
)
の一人が物を洗っていた。車井戸の向うには一軒の
離屋
(
はなれ
)
があった。それが広巳の
起臥
(
ねおき
)
している
室
(
へや
)
であった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
庖厨口
(
かってぐち
)
のほうへ往くには、そこを左に竹垣に沿うて曲って往かねばならなかった。
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
庖
漢検準1級
部首:⼴
8画
厨
漢検準1級
部首:⼚
12画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“庖厨”で始まる語句
庖厨
庖厨部