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年魚市潟
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あゆちがた
ふりがな文庫
“
年魚市潟
(
あゆちがた
)” の例文
伊勢湾の突きあたりの愛知郡は旧くは
年魚市潟
(
あゆちがた
)
といって、楊貴妃や徐福が漂着したと伝えられるほど、遠くから種々のものが流れついたのであった。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
例えば、既出の高市黒人作、「桜田へ鶴鳴きわたる
年魚市潟
(
あゆちがた
)
潮干
(
しほひ
)
にけらし鶴鳴きわたる」(巻三・二七一)の如きである。つまり「潟をなみ」の第三句が弱いのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
桜田
(
さくらだ
)
へ
鶴
(
たづ
)
鳴
(
な
)
きわたる
年魚市潟
(
あゆちがた
)
潮干
(
しほひ
)
にけらし
鶴
(
たづ
)
鳴
(
な
)
きわたる 〔巻三・二七一〕 高市黒人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“年魚市潟”の解説
年魚市潟(あゆちがた)とは、かつて現在の愛知県名古屋市の大半が海や干潟だった頃の、鳴海から熱田にかけて存在した伊勢湾の干潟の名称であり、現在の「愛知県」の県名の由来になったとされている。
(出典:Wikipedia)
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
潟
常用漢字
小4
部首:⽔
15画
“年魚市”で始まる語句
年魚市