“希覯書”の読み方と例文
読み方割合
きこうしよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、僕は「新聞国(しんぶんこく)」の初版よりも、この Quarto 版の「かげ草」が欲しい。この本こそ手に入れば希覯書(きこうしよ)である。
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
俳優にはウイリヤム・セキスピヤと云へる人あり! 三十何年か前(まへ)の日本は、髣髴(はうふつ)とこの一語に窺(うかが)ふ事が出来る。この本は希覯書(きこうしよ)でも何(なん)でもあるまい。
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
これも希覯書(きこうしよ)とは称されない。しかし僕にはなつかしい本の一つである。ピルグリムス・プログレスは、日本でも訳して天路歴程(てんろれきてい)と云ふが、これはこの本に学んだのであらう。本文(ほんもん)の訳もまづ正しい。
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)