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差押
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さしおさえ
ふりがな文庫
“
差押
(
さしおさえ
)” の例文
覚悟はしていたものの、督促の期限がきれて執達吏から牝馬の
差押
(
さしおさえ
)
を食わされたとき、彼はその結果に、いまさらびっくりせずにいられなかった。
荒蕪地
(新字新仮名)
/
犬田卯
(著)
もっと御屋賃の
御廉
(
おやす
)
い処へ引越したら可かろうなんて、三吉さんもそう言いますんですけれど、ここの家に
在
(
あ
)
る道具は皆な、貴方
差押
(
さしおさえ
)
……娘達を学校へ通わせるたって
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
実の家では、長い
差押
(
さしおさえ
)
の仕末をつけた上で、もっと屋賃の
廉
(
やす
)
いところへ引移る都合である。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“差押”の解説
差押え(さしおさえ)とは、国家権力によって特定の有体物または権利について、私人の事実上・法律上の処分を禁止し、確保すること。新聞・テレビなどでは一般に「差し押さえ」と表記される。
(出典:Wikipedia)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“差押”で始まる語句
差押物件