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『荒蕪地』
ふりがな文庫
『
荒蕪地
(
こうぶち
)
』
「……アレは、つまり、言ってみれば、コウいうわけあいがあるンで……」 戦地から来た忰の手紙に、思いきって、いままで忰へ話さずにいたことを余儀なく書き送ろうと、こたつ櫓の上に板片を載せ、忰が使い残して行った便箋に鉛筆ではじめたが、儀作は最初の …
著者
犬田卯
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
尖
(
さき
)
詰
(
なじ
)
厩
(
うまや
)
差押
(
さしおさえ
)
怪
(
け
)
挽子
(
ひきこ
)
此方
(
こちら
)
流暢
(
りゅうちょう
)
退
(
の
)
馬奴
(
うまめ
)