“左中将清経”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さちゅうじょうきよつね50.0%
ひだりのちゅうじょうきよつね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この知らせに、平家方も落着いていられず、左兵衛督知盛さひょうえのかみとももり左中将清経さちゅうじょうきよつね小松少将有盛こまつのしょうしょうありもりを大将軍として三万余騎の軍勢が、尾張国目指して出発した。
小松殿の三男の左中将清経ひだりのちゅうじょうきよつねは、かねてから何事も深く思い込むたちであったが、ある夜月の美しさに誘われたか、舟を沖に漕ぎ出し舷に出て横笛を吹き奏で、朗詠をして心を慰めていた。