“巣鴨村”の読み方と例文
読み方割合
すがもむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十八になるおつぎが、ひとつの嫁入りの資格にと、巣鴨村すがもむらまで千蔭流の稽古けいこに通い始めてから、もう二年にもなる。
下頭橋由来 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
枳園は音羽おとわ洞雲寺どううんじ先塋せんえいに葬られたが、この寺は大正二年八月に巣鴨村すがもむら池袋いけぶくろ丸山まるやま千六百五番地にうつされた。池袋停車場の西十町ばかりで、府立師範学校の西北、祥雲寺しょううんじの隣である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)