山笠やま)” の例文
六段で二十四個、提灯山笠やまみたいである。パナマ丸は、あたかも、大手おおて搦手からめてを、軍兵によって護られた城郭のように、美しい。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「ヘエ……その……御門前に山笠やま人形のような若い衆が……参いりました」
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「辻木の方も、あきらめにゃ仕様がないわい。要之助が、山笠やまで喧嘩をふっかけたために、勝則を光丸のところへ、追いやったようなもんじゃけ」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
◇第三個条が、生命いのち構わずに山笠やまかつぐ事——
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
喧嘩をふっかけて来たのが七区の方であることは、山笠やまの位置を見れば一目瞭然なので、十二区の方は、なんのお咎めもなかったけれども、気の鬱屈は避けがたい。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)