“山笠”の読み方と例文
読み方割合
やま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六段で二十四個、提灯山笠やまみたいである。パナマ丸は、あたかも、大手おおて搦手からめてを、軍兵によって護られた城郭のように、美しい。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「ヘエ……その……御門前に山笠やま人形のような若い衆が……参いりました」
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「辻木の方も、あきらめにゃ仕様がないわい。要之助が、山笠やまで喧嘩をふっかけたために、勝則を光丸のところへ、追いやったようなもんじゃけ」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)