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山手
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のて
ふりがな文庫
“
山手
(
のて
)” の例文
久し振りでのぼってきた
山手
(
のて
)
の街々、いい塩梅に師匠圓生は在宅だった。しかもおっかなびっくりで訪ねていったのが、思いのほかに機嫌がよかった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
そういう風だから
山手
(
のて
)
も下町も、
千住
(
せんじゅ
)
の床屋でまで追出されやあがって、王子へ
行
(
ゆ
)
きますとね、一体さきさき
渡
(
わたり
)
がついてるだけにこちとらの稼業はつきあいが難かしゅうがす
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はるばる
山手
(
のて
)
からその交渉にきてくれた瘠せた下足番の爺さんへ、心の中で手を合わせたくらいだった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
「俺はさっぱり
山手
(
のて
)
になって容子を知らんが、相変らず
繁昌
(
はんじょう
)
か。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“山手”で始まる語句
山手線
山手通