“山小禽”の読み方と例文
読み方割合
やまことり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日の嵐にふるい落とされた病葉わくらばが、道一面に散りしいていて、そこを踏みしめてゆく大勢の足音の前に、山小禽やまことりが腹毛を見せてツイツイとおどろき飛ぶ——。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)