局女郎つぼねじょろう)” の例文
「いえ。すべてでは千人あまりもござりましょうが、そのうちで太夫たゆう格子こうし局女郎つぼねじょろうなぞと、てまえかってな差別をつけてござります」
歌麿の脳裡のうりからは、亀吉の影はうに消し飛んで、十年前に、ふとしたことから馴染なじみになったのを縁に、錦絵にしきえにまで描いて売り出した、どぶ裏の局女郎つぼねじょろう茗荷屋みょうがや若鶴わかづる
歌麿懺悔:江戸名人伝 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)