“尿板”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にょうばん50.0%
ばりいた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兼吉かねきち尿板にょうばんのうしろをとおろうとすると、一とうの牛がうしろへさがって立ってるので通れないから、ただ平手ひらてかるく牛のしりを打ったまでなのを、牛をだいじにする花前は
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
いつでも畳を上げられる用意さえして置けば、住居の方は差当り心配はないとしても、もう捨てて置けないのは牛舎だ。尿板ばりいたの後方へは水がついてるから、牛は一頭も残らずってる。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)