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小面
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こおもて
ふりがな文庫
“
小面
(
こおもて
)” の例文
それを忠実に勤めて来た母親の、家職のためにあの無性格にまで晒されてしまった
便
(
たよ
)
りない様子、能の
小面
(
こおもて
)
のように白さと鼠色の陰影だけの顔。
家霊
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
が男女の相違からでもあろう、嘉門の顔は「中将」の面に、よく似通っていたけれどお菊の顔はいっそう優しくて、「
小面
(
こおもて
)
」の面に似通っていた。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
小面
(
こおもて
)
や若女や
増
(
ぞう
)
の面などはわけても大好きでございます。でも
鉄輪
(
かなわ
)
の生成や、葵の上の
泥眼
(
でいがん
)
や、黒塚に使う
近江
(
おうみ
)
女などは、
凄味
(
すごみ
)
がありまして恐ろしゅうござります
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“小面”で始まる語句
小面憎
小面倒