小野大夫おぬのまえつきみ)” の例文
巻五の天平二年正月の梅花歌中に「小弐小野大夫おぬのまえつきみ」の歌があるから、この歌はその後、偶々たまたま帰京したあたりの歌ででもあろうか。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)