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小赤壁
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しょうせきへき
ふりがな文庫
“
小赤壁
(
しょうせきへき
)” の例文
神田川にそそぐお茶の水の堀割は、両岸の土手が高く、樹木が
鬱蒼
(
うっそう
)
として、
水戸
(
みと
)
家が
聘
(
へい
)
した
朱舜水
(
しゅしゅんすい
)
が、
小赤壁
(
しょうせきへき
)
の名を附したほど、
茗渓
(
めいけい
)
は
幽邃
(
ゆうすい
)
の地だった。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
上野から
道灌山
(
どうかんやま
)
飛鳥山
(
あすかやま
)
へかけての高地の側面は崖の
中
(
うち
)
で最も偉大なものであろう。神田川を限るお茶の水の絶壁は元より
小赤壁
(
しょうせきへき
)
の名がある位で、崖の最も絵画的なる実例とすべきものである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“小赤壁”の解説
小赤壁(しょうせきへき)は、兵庫県姫路市木場の瀬戸内海木場港から海岸沿いに燈籠地山・姫御前山を経て東へ連なる高さ50m、長さ約1kmの絶壁。流紋岩からなる景勝地として、小赤壁公園になっている。
1979年(昭和54年)、ノジギクや桜の名所として知られる木庭山を含めた磯周辺と共に、姫路市の緑の十景のひとつに制定された。「小赤壁」の名は、1825年に頼山陽がこの地に訪れた際、月夜に船を浮かべ風光を楽しんだ。その際に中国の赤壁に似ているとして命名したことによる。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
壁
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“小赤”で始まる語句
小赤倉
小赤沢