“小西行長”の読み方と例文
読み方割合
こにしゆきなが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うわさの朝鮮征伐ちょうせんせいばつが、いよいよ事実となってあらわれた。加藤清正かとうきよまさ小西行長こにしゆきなが毛利輝元もうりてるもとらが、朝鮮ちょうせん北方ほっぽうさして、進軍しているうちに冬となった。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
これは朝鮮に伝えられる小西行長こにしゆきながの最期である。行長は勿論征韓のえきの陣中には命を落さなかった。しかし歴史を粉飾ふんしょくするのは必ずしも朝鮮ばかりではない。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
切支丹の運命にとって致命的であったせきはらの決戦が済み、切支丹の最も有力な擁護者であった石田三成いしだみつなり小西行長こにしゆきなが黒田行孝くろだゆきたからが滅びうせて後は、元和げんな八年の五十五人虐殺を筆頭に