小蝸殻しょうかかく)” の例文
日本人同士が独逸の雑誌で論難するというは如何にも世界的で、これを以ても鴎外が論難好きで、シカモその志が決して区々日本の学界や文壇の小蝸殻しょうかかく跼蹐きょくせきしなかったのが証される。
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)