小窃偸こぬすと)” の例文
多分横手の垣根を乗り越えて、小窃偸こぬすとが入って持って行ったのであろうということであった。その垣根は北側の羽目に沿うて、隣の広い地内との境を作っていた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)