“小椅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おばし50.0%
をばし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめ日向ひうがの國においでになつた時に、阿多あた小椅おばしの君の妹のアヒラ姫という方と結婚して、タギシミミの命・キスミミの命とお二方の御子がありました。
この御世に大陸から來た秦人はたびとを使つて、茨田うまらだの堤、茨田の御倉をお作りになり、また丸邇わにの池、依網よさみの池をお作りになり、また難波の堀江を掘つて海に通わし、また小椅おばしの江を掘り
かれ日向にましましし時に、阿多あた小椅をばしの君が妹、名は阿比良あひら比賣に娶ひて、生みませる子、多藝志美美たぎしみみの命、次に岐須美美きすみみの命、二柱ませり。
またはたえだてて、茨田うまらたの堤と茨田の三宅みやけとを作り、また丸邇わにの池依網よさみの池を作り、また難波の堀江を掘りて、海に通はし、また小椅をばしの江を掘り、また墨江の津を定めたまひき。