小曲ソンネツト)” の例文
僕は今でも聖菜園や十四行の小曲ソンネツトをよく記憶する。異国情調が極端に満ちたもので又若々しさが溢れて居た。併しその若々しさは泣菫氏に見る花やかなところが無く、却つてジミで隠逸の風があつた。
明治詩壇の回顧 (新字旧仮名) / 三木露風(著)