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尊卑分脈
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そんぴぶんみゃく
ふりがな文庫
“
尊卑分脈
(
そんぴぶんみゃく
)” の例文
国経
(
くにつね
)
には滋幹の外に三人の男子があって、
尊卑分脈
(
そんぴぶんみゃく
)
所載の順序に従えば、長男が滋幹、次男が世光、三男が忠幹、四男が保命となっている。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「
尊卑分脈
(
そんぴぶんみゃく
)
」に一条行房の妹とあるが、明確ではないのである。けれど義貞にかぎらず、武将の閨房にも、当然いろんな秘事はあったはずと観ていいと思う。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尊卑分脈
(
そんぴぶんみゃく
)
の「大江氏系図」によると、大江広元の子季光以後、愛甲郡毛利に住み、ほどなく越後南条の領国へ移って行き、経光、時親、と代をかさねている。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
家々の面目として序列を誇り“
尊卑分脈
(
そんぴぶんみゃく
)
系図”にさえそれが注記されたほどだったから、この日、天龍寺
落慶式
(
らっけいしき
)
に、尊氏と直義の車に附随して行った諸大名も、みな列をかざり身を粧い
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“尊卑分脈”の解説
『尊卑分脈』(そんぴぶんみゃく、尊󠄁卑󠄀分󠄁脈󠄂、異体字で『尊卑分脉』とも)は、日本の初期の系図集。正式名称は『新編纂図本朝尊卑分脈系譜雑類要集』(しんぺん さんず ほんちょう そんぴぶんみゃく けいふざつるい ようしゅう、新編󠄁纂圖本朝󠄁尊󠄁卑󠄀分󠄁脈󠄂系譜󠄁雜類󠄀要󠄁集)、また『諸家大系図』(しょか だいけいず)あるいは単に『大系図』(だいけいず)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
尊
常用漢字
小6
部首:⼨
12画
卑
常用漢字
中学
部首:⼗
9画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“尊卑”で始まる語句
尊卑