寛惇かんじゅん)” の例文
昨年の夏、東恩納ひがしおんな寛惇かんじゅん〕君が帰省したので、二人で琉球語の金石文を読みに浦添うらそえの古城址を訪ずれたが、思いがけずも灰色の瓦の破片が其処此処そこここにころがっているのを見た。
土塊石片録 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)