“かんじゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寛惇50.0%
韓準50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨年の夏、東恩納ひがしおんな寛惇かんじゅん〕君が帰省したので、二人で琉球語の金石文を読みに浦添うらそえの古城址を訪ずれたが、思いがけずも灰色の瓦の破片が其処此処そこここにころがっているのを見た。
土塊石片録 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
やがて去って斉魯せいろへ行き、任城にんじょうという所へ家を持った。孔巣父こうそうほ裴政はいせい張叔明ちょうしゅくめい陶沔とうべん韓準かんじゅんというような人と、徂徠山そらいざんに集って酒を飲み、竹渓の六逸と自称したりした。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)