“寒施行”の読み方と例文
読み方割合
かんせぎょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今晩、町は、寒施行かんせぎょうなので、暗い寒い港町には提灯ちょうちんの火があっちこっち飛んでいた。赤飯に油揚げを、大工さんのお上さんは白粉くさい手にいっぱいこんなものを持って来てくれた。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)