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富貴竈
ふりがな文庫
“富貴竈”の読み方と例文
読み方
割合
ふうきかまど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふうきかまど
(逆引き)
富貴竈
(
ふうきかまど
)
が巨人のごとく、仁丹が城のごとく、相対して角を仕切った、横町へ、斜めに入って、
磨硝子
(
すりがらす
)
の軒の燈籠の、
媚
(
なまめ
)
かしく
寂寞
(
ひっそり
)
して、ちらちらと雪の降るような数ある中を、
蓑
(
みの
)
を着た
状
(
さま
)
して
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たった
一時
(
ひととき
)
でも善人になってぼうとした処だったから掴まったんで、
盗人心
(
ぬすっとごころ
)
を持った時なら、浅草橋の
欄干
(
てすり
)
を
蹈
(
ふ
)
んで、
富貴竈
(
ふうきかまど
)
の屋根へ飛んでも、旦那方の手に合うんじゃないと、太平楽を並べた。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
富貴竈(ふうきかまど)の例文をもっと
(1作品)
見る
富
常用漢字
小4
部首:⼧
12画
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
竈
漢検準1級
部首:⽳
21画
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