“家処”の読み方と例文
読み方割合
イヘドコロ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
常世人に、あやかつて、其国人と均しい年をとつて居た為に、束の間と思うた間に、此世では、家処イヘドコロも、見知りごしの人もなくなる程の巌の蝕む時間がつて居たのである。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)