実践じっせん)” の例文
旧字:實踐
政治的人間は、その意味で何よりも実践じっせん人であり建設人でなければならず、そのためには人格の統一と修養が不可欠である。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
友愛塾の一つの大きな使命は、共同生活の実践じっせんを通じて、青年たちをそうしたずるさから救い、真理に対してもっと誠実な人間にしてやることだ。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
彼自身が、まっ先に、実践じっせんするので、全藩一致、それぞれの施政は忽ち実行された。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
不十分ながらもその実践じっせんにも努力して来たのであるが、それがかれらの生活感情に焼きついて動かないものになるまでには、まだ多くの時日を必要とした。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ことをその実践じっせんに示して、天下にあきらかにすることにあった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
元来愛の実践じっせんあまいものではないんだからね。愛が深ければ深いほど、そして愛の対象が大きければ大きいほど、その実践には、きびしい犠牲ぎせい覚悟かくごしなけりゃならん。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
それは、次郎が時代というものに身をもって接触しはじめ、従って大きな社会に実践じっせんの足をふみ入れたという点で。また、はじめて恋というものを意識し、その苦悩を味わいはじめたという点で。
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)