“宗彭”の読み方と例文
読み方割合
しゅうほう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしやあなたは、但馬たじま宗彭しゅうほう沢庵どのではありませぬか。美作みまさかの吉野ごうでは七宝寺に長らく逗留しておでた……
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「馬鹿いわッしゃい。宗彭しゅうほう沢庵、いつでも冗談で日を暮らしていると思うか」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宗彭しゅうほう沢庵のすがたは、彼女にとって、大きな光明だった。それだけに、こんなところへ沢庵が通るなんて、余りに偶然な気がして、お通は、白昼夢にさまよっているような気持がしてならなかった。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)