安道全あんどうぜん)” の例文
「ま。そんなわけだが、じつは建康府けんこうふに、安道全あんどうぜんていう、はれもの医者がいるだろう。……あの先生をお迎えに来たんだよ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つけざアならねえ。俺がここで自害したら、役人が来て、梁山泊の張順だ、さては安道全あんどうぜんも一味の仲間かと、おまえさんにも嫌疑がかかるかもしれねえが
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは名医安道全あんどうぜんが山にいたおかげだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)