子女こおんな)” の例文
かどの戸あく音に主人の帰りを待つ飼犬のすそにまつはる事のみ常に変らざりしがいえの内なにとなく寂然せきぜんとして、召使ふ子女こおんな一人いちにんのみ残りて八重は既に家にはあらざりき。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)