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委敷
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くわし
ふりがな文庫
“
委敷
(
くわし
)” の例文
われは
爾
(
なんじ
)
が
毒牙
(
どくが
)
にかかり、非業にも最期をとげたる、月丸が
遺児
(
わすれがたみ
)
、黄金丸といふ犬なり。
彼時
(
かのとき
)
われ母の胎内にありしが、その
後
(
のち
)
養親
(
やしないおや
)
文角ぬしに、
委敷
(
くわし
)
き事は聞きて知りつ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
されば今われ
曹
(
ら
)
が前にて、彼の金眸が洞の様子、またあの山の要害怎麼に、
委敷
(
くわし
)
く語り聞かすべし。かくてもなお他を重んじ、事の
真実
(
まこと
)
を語らずば、その時こそは爾をば、われ曹三匹
更
(
かわ
)
る更る。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
委
常用漢字
小3
部首:⼥
8画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“委敷”で始まる語句
委敷事