始中終しちゅうじゅう)” の例文
このたびの刃傷の始中終しちゅうじゅうを事こまかに書きしたため、殿の御許しも無く百右衛門をちゅうした大罪をび、この責すべてわれに在りと書き結び、あしたすぐ殿へこの書状を差上げよと家来に言いつけ
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)