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妾宅
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せふたく
ふりがな文庫
“
妾宅
(
せふたく
)” の例文
その
得意先
(
とくいさき
)
の一
軒
(
けん
)
で
橋場
(
はしば
)
の
妾宅
(
せふたく
)
にゐる
御新造
(
ごしんぞ
)
がお
糸
(
いと
)
の
姿
(
すがた
)
を見て
是非
(
ぜひ
)
娘分
(
むすめぶん
)
にして
行末
(
ゆくすゑ
)
は
立派
(
りつぱ
)
な芸者にしたてたいと
云出
(
いひだ
)
した事からである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
金を石つころほどにも思はぬ人達の
寮
(
れう
)
や
妾宅
(
せふたく
)
など、不氣味な靜けさと、目に餘る贅澤さで、町家に立ちまじつて五軒十軒と數へられます。
銭形平次捕物控:158 風呂場の秘密
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“妾宅”の意味
《名詞》
妾宅(しょうたく)
妾を住まわせるための居宅。
(出典:Wiktionary)
妾
漢検準1級
部首:⼥
8画
宅
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
“妾宅”で始まる語句
妾宅用