“妬刃”の読み方と例文
読み方割合
ねたば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は妬刃ねたばを合せながら、心しずかにその日を待った。今はもう敵打かたきうちは、成否の問題ではなくなっていた。すべての懸案はただその日、ただその時刻だけであった。
或敵打の話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)