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奴隷
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やつこ
ふりがな文庫
“
奴隷
(
やつこ
)” の例文
奴隷
(
やつこ
)
たちはとやかくと、口さがないのが、其為事よ。此身とお身とは、おなじ
貴人
(
うまびと
)
ぢや。おのづから話も合はうと言ふもの。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
屋敷中の人々は、身近く
事
(
つか
)
へる人たちから、
垣内
(
かきつ
)
の隅に住む
奴隷
(
やつこ
)
・
婢奴
(
めやつこ
)
の末にまで、顔を輝して、此とり沙汰を迎へた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
身狭乳母
(
むさのおも
)
の思ひやりから、男たちの多くは、唯さへ小人数な奈良の
御館
(
みたち
)
の番に行けと言つて還され、
長老
(
おとな
)
一人の外は、唯
雑用
(
ざふよう
)
をする童と
奴隷
(
やつこ
)
位しか残らなかつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“奴隷”の解説
奴隷(どれい、英:slave)とは、人間でありながら人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人のことである。所有者の全的支配に服し、労働を強制され、譲渡・売買の対象とされた。奴隷を許容する社会制度を特に奴隷制という。
1948年に国際連合で採択された世界人権宣言にて、下記のように宣言された。
何人も、奴隷にされ、又は苦役に服する事はない。奴隷制度及び奴隷売買は、いかなる形においても禁止する。(第4条)
(出典:Wikipedia)
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
隷
常用漢字
中学
部首:⾪
16画
“奴隷”で始まる語句
奴隷的
奴隷主
奴隷使
奴隷制
奴隷市
奴隷制度
奴隷酷使者
奴隷廃止党員