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奴僕
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どぼく
ふりがな文庫
“
奴僕
(
どぼく
)” の例文
良家の女子、強いて
禽妝
(
きんしょう
)
を委して、
※気冤氛
(
れいきえんふん
)
、暗く天日無し。
奴僕
(
どぼく
)
一たび到れば、則ち守令顔を
承
(
う
)
け、書函一たび投ずれば、則ち司院法を
枉
(
ま
)
ぐ。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ただユヴェナリスとタキツスのみがそれに不平をとなえた。今日においては、ほとんど公の哲学が成功の家に住み込み、その
奴僕
(
どぼく
)
の服をつけ、その控え室の仕事をしている。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
すべて官僚的なもの、定評あるもの、「成り上がった」もの、そういうものの足下にころがって
歓
(
よろこ
)
んでいた。そして
奴僕
(
どぼく
)
の
真似
(
まね
)
をすることを邪魔されると、我れを忘れていらだつのだった。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
此時、
奴僕
(
どぼく
)
らしい三十前後の顔の汚い男が駆けて遣つて来て
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
“奴僕”の意味
《名詞》
男性の召使い。下僕。下男。
(出典:Wiktionary)
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
僕
常用漢字
中学
部首:⼈
14画
“奴僕”で始まる語句
奴僕宮