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女男
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めお
ふりがな文庫
“
女男
(
めお
)” の例文
捕えられた同志の命にかかわる、大切至極の宥免状を入れた、
女男
(
めお
)
の人形を正体不明の、梶子などという女に横取りされた。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
海士
(
あま
)
も
簑
(
みの
)
きる時雨かな、潮の
※
(
しぶき
)
は浴びながら、夜露や
厭
(
いと
)
う、ともの優しく、よろけた松に小綱を控え、
女男
(
めお
)
の波の姿に拡げて、すらすらと乾した網を敷寝に、
舳
(
みよし
)
の口がすやすやと、見果てぬ夢の岩枕。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
女男
(
めお
)
のはらから達。いざ、今
疾
(
と
)
く行かむ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
……ほほうそれでは梶子殿には、松浦という若い武士と、
女男
(
めお
)
の人形とやらを警護して一緒に旅するというのだね。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
三尺大の
女男
(
めお
)
の人形が、精巧を極めた細工の下に、活けるがように作られたのが、箱一杯に現われた。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“女男”で始まる語句
女男松