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奝然
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ちょうねん
ふりがな文庫
“
奝然
(
ちょうねん
)” の例文
このついでにいう、『日本霊異記』や『本朝文粋』に
景戒
(
きょうかい
)
や
奝然
(
ちょうねん
)
が自ら羊僧と名のった由見ゆ。『
塵添壒嚢鈔
(
じんてんあいのうしょう
)
』十三に羊僧とは口に法を説かざるをいう。
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
知礼は問書を得て一閲して嘆賞し、東方に
是
(
かく
)
の如き
深解
(
じんげ
)
の人あるか、と感じた。そこで答釈を作ることになった。これより先に永観元年、東大寺の僧
奝然
(
ちょうねん
)
、
入宋
(
にっそう
)
渡天の
願
(
がん
)
を立てて
彼地
(
かのち
)
へ到った。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“奝然”の解説
奝然(ちょうねん、天慶元年1月24日(938年2月25日) - 長和5年3月16日(1016年4月25日))は、平安時代中期の東大寺の三論宗の僧。俗姓は藤原氏。藤原真連の子(雍熙元年,日本國僧奝然與其徒五六人浮海而至,獻銅器十餘事,并本國職員今、王年代紀各一卷。奝然衣綠,自云姓藤原氏,父為真連;真連,其國五品品官也)。京都の出身。法済大師とも号される。
(出典:Wikipedia)
奝
部首:⼤
11画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画