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奔牛
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ほんぎゅう
ふりがな文庫
“
奔牛
(
ほんぎゅう
)” の例文
と、この時行く手にあたって、一つの人影が現われたが、これも何物かに
怯
(
おび
)
やかされたかのように、
奔牛
(
ほんぎゅう
)
のような速さで走って来た。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
手脚に縄を縛りつけて、二頭の
奔牛
(
ほんぎゅう
)
にしばりつけ、東西へ向けて鞭打つのである。手脚を裂かれた人間の血は、梅園の大地を
紅
(
くれない
)
に汚した。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、連れがまた、同じ言葉を繰返して、ひたむきに先へ跳んで行く
奔牛
(
ほんぎゅう
)
へ、足幅を
跳
(
と
)
ばし続けた。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
火に狂った
奔牛
(
ほんぎゅう
)
は、三、四町ほど駈けて行って、
忽然
(
こつぜん
)
と横に
仆
(
たお
)
れてしまった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奔牛
(
ほんぎゅう
)
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“奔牛(牛将)”の解説
牛将(ぎゅうしょう)は、将棋の駒の一つ。本将棋にはなく、大局将棋に存在する。
成駒は奔牛。
(出典:Wikipedia)
奔
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
“奔牛”で始まる語句
奔牛悍馬