“失心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しっしん83.3%
うつけ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが明日が約束の日という昨夜になって、カンカン寅が突然警察へ監禁かんきんされてしまったので、爺さんは失心しっしんせんばかりにおどろいた。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
噴泉を停め、ジュリアを抱き起すと、彼女は失心しっしんからやっと気がついた。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
失心うつけなる『いま』になづみて
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)