太宰権帥だざいごんのそち)” の例文
かつ太宰権帥だざいごんのそちに任じていたことがあるので、帥の大納言と呼ばれていたが、その大納言になったのは実に延喜二年の正月、彼が七十五歳の時であった。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)