“大蚪虫”の読み方と例文
読み方割合
コックローチ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、大蚪虫コックローチをいれた箱を『太平洋漏水孔』へ流したのだが、その、空気温度が約摂氏四十五度。ところが、それから十分ばかり経って引きよせてみると、その大蚪虫の体温が空気温度とおなじだ。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)