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大腿
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ふともも
ふりがな文庫
“
大腿
(
ふともも
)” の例文
左の腕を切断され、右の
大腿
(
ふともも
)
を砕かれ、死人のごとく横たわっているイワノウィッチの上で、露独の烈しい砲火が
交
(
か
)
わされたのであった。
勲章を貰う話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ここで、くだんの若い
英吉利
(
イギリス
)
紳士の頭に、ちょいとまくった
女袴
(
スカアト
)
の下からちらと覗いてる巴里の
大腿
(
ふともも
)
が映画のように flash したに相違ない。
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
大腿
(
ふともも
)
にしこった疲労を意識して阿賀妻はうとうととした。船の動揺は心の疲れも呼びだした。人気のない暗やみに来て、はじめて自分を投げだした。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
その晩かれは例によって「自分のルウレット台」で十
法
(
フラン
)
の最小限度を二十三に張り抜いていましたが、ふと気がつくと、何かしら異状に冷たい固いものがかれの
大腿
(
ふともも
)
を横から押しているのです。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
ちらと
大腿
(
ふともも
)
を見せて片眼をつぶっている巴里!
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
“大腿”の意味
《名詞》
大腿(だいたい)
身体の脚の付け根から下膝までの部分。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
腿
漢検準1級
部首:⾁
13画
“大腿”で始まる語句
大腿部
大腿骨