“大白象”の読み方と例文
読み方割合
だいびゃくぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きばの六つある大白象だいびゃくぞうの背に騎して、兜率天とそつてんよりして雲を下って、白衣の夫人の寝姿の夢まくらに立たせたまう一枚のと、一面やや大なる額に、かの藍毘尼園中らんびにおんちゅう、池に青色せいしょく蓮華れんげの開く処。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)